ダウを長期目線で分析
視覚的に見て取れる上がり調子
いかに今が買い時かを示す前に、まずは過去のダウ平均チャートを見てみましょう。

こちらはダウ平均の80年対数チャートになります。
難しく考えるまでもなく、この80年間は順調よく上がっていますね。
紫の線は、何となくこんな感じで動いてるよねぐらいの、いい加減な線です。
ただ、こうやって引いてみると1番から順に①右肩上がり→②平行→③右肩上がり→④平行→⑤右肩上がりと浮かび上がってきます。
数多の暴落の中にあって、一番右のコロナショックなんて、可愛いもんでしょ。
米国への20年以上の投資においてはリスクは限りなく少ないといわれるゆえんがこのチャートです。
米国の経済は、好景気と低迷期を順番に繰り返しながら確実に伸びて行っているのです。長期のインデックス投資が最も最適解であると強く納得できます。
次に紫の線を一本の直線にすると浮かび上がってくるものがあります。
80年間に利益が47億円
こちらも私が何となく引いた意味のない線です。できるだけ矢印の上下が均衡に分布するように引いたつもりです。ちなみにこの矢印の示す平均金利は約7%です。
80年前に1000万円分を買った場合の現在の価値は、47億円になっています。470倍ですね。

こうやって見てみると、矢印を中心に上がって下がってを繰り返しています。
矢印が米国経済発展の自然な流れなのは納得してもらえると思います。
基本的に長期投資家は、いつ株を買っても損をしませんが、その中でもこの時期はお買い得といえるのが、矢印よりも下に来た時です。
もしもあなたが今投資を始めたところで、キャッシュをたくさん所有しているのならば、今がいかに買い時かをご説明します。
結論、私は買う
リーマンショック前後からこの十年間を切り取ったのが下のチャートになります。

この10年の相場のほとんどをカバーする水色の線が先ほどの矢印と同じ米国の自然な流れと考えてください。
この水色の部分から上に来てる部分が割高だった箇所で、下に来てる部分がお買い得サインとなります。
この10年間でお買い得と言えたのは4箇所だけですね。黄緑色で囲った箇所がそれです。
以前もお話ししましたが、大底で大量に資金を入れるのは現実的には無理です。これは決定事項なので、ご理解ください。
そう考えると今現在のポジションはいかにお買い得か見て取れると思います。
少なくとも長期保有するつもりの銘柄はこの黄緑色のポジションの間に買っておくべきです。
この場所はこの先10年間長期リセッションに入ったとしても買うことをためらってはいけないポジションであると断言できます。
長期投資家が考えなくてはいけないのは20年以上先の未来です。
未来のあなたへのプレゼントの用意はできましたか?

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